三森大貴(2024年撮影)

DeNA浜口遥大投手(29)とソフトバンク三森大貴内野手(25)の交換トレードが23日合意に達し、両球団から発表された。

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DeNAはシーズン3位からCSを勝ち上がり、26年ぶりの日本一を達成したが、今オフの補強ポイントが投手陣と内野手だった。三塁宮崎、二塁牧、一塁オースティンは不動のレギュラーで、遊撃はシーズン終盤に森敬が台頭。ただ、三塁の宮崎は休養を与えながら起用する方針で、「ポスト宮崎」の存在は近未来の課題だった。

現在、チームには林、石上、井上ら若手とともに、ドラフト3位で加藤響内野手(22=四国IL・徳島)を指名した。京田、柴田ら経験がある野手も控える中、三森の獲得でさらに層を厚くすることに成功。本職は二塁で、二塁のレギュラーの牧をオースティン、宮崎の休養日や試合途中から一塁、三塁で起用するオプションも可能となる。

今季、リーグ5位の防御率3・07だった投手陣は、ドラフト1位で竹田祐投手(25=三菱重工West)を指名し、同2位には篠木健太郎投手(22=法大)と上位で即戦力投手を指名した。さらに阪神から戦力外通告を受けた左腕岩田、ソフトバンクから戦力外通告を受けた左腕笠谷を育成で獲得。27年ぶりのリーグ優勝に向け、着々と戦力を補強している。【久保賢吾】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【DeNA】「ポスト宮崎」にらんだ三森獲得、内野層厚くし牧の弾力的起用も/トレードの思惑