イチロー氏、高校時代は松井秀喜氏へ「オイッ!」96年「イチローVS松井」は偶然の産物?
TBSは23日、「情熱大陸 2夜連続スペシャル」で、マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(51)を特集し、同氏と松井秀喜氏(50=ヤンキースGM特別アドバイザー)のエピソードが明かされた。
愛工大名電時代は投手のイチロー氏と星稜の松井氏は高校時代、投打での対戦はないものの、毎年の練習試合で交流があったという。イチロー氏は「一緒にシャワー入ってるんです。僕は3年生で練習しないから一番風呂。その前に(2年の松井氏が)入ってましたから。『オイッ!』ってなって」と明かした。1学年下の松井氏は「ゲストだから…」と笑った。
中学時代もお互いのチームが1勝すれば対決していたが、イチロー氏が敗れ対戦は実現しなかった。
その後はお互いプロへ。96年のオールスターでは、9回2死で松井氏を迎えた場面で、右翼のイチロー氏が登板。夢の対決が実現するかと思われたが、全セの野村克也監督が代打を送った。イチロー氏は「当時はオールスターが3試合あって、(全パの)仰木監督が『ファンも飽きちゃうから』って、それ(登板を)宣言してたら、そこが松井秀喜だったわけよ。9回2アウトで。別に松井秀喜に当てに行ったわけじゃなくて」と、偶然の産物だったことが明らかになった。