【神戸】元日本代表MF山口蛍のJ2長崎移籍を発表 6年プレーした神戸ではタイトル獲得に貢献
ヴィッセル神戸は23日、元日本代表MF山口蛍(34)が、J2のV・ファーレン長崎へ完全移籍すると発表した。
14年と18年のワールドカップ(W杯)に出場し、19年から神戸でプレーしてきた山口は、神戸のサッカーを支え、天皇杯優勝やリーグ初制覇に貢献。今季は左ひざ外側半月板損傷、左大腿(だいたい)骨外顆軟骨損傷の手術での離脱もあって27試合出場にとどまったが、復帰した終盤に復帰し、リーグ連覇をもたらした。
山口はクラブを通じて「今シーズンをもって6年間共にしたこのクラブを去る事にしました。6年間温かく見守って、サポートしてくれてありがとうございました。ヴィッセル神戸のリーグ3連覇とACL制覇を心より願っています」とコメントした。
◆山口蛍(やまぐち・ほたる)1990年(平2)10月6日生まれ、三重・名張市出身。C大阪ジュニアユース、同ユースを経て09年にトップ昇格。12年ロンドン五輪で4強。13年の東アジア杯中国戦でA代表デビューし、同杯MVP。14年にW杯ブラジル大会に出場。15年冬にブンデス1部ハノーバーに移籍したが、ケガの影響で出場はわずか6試合。16年6月にJ2のC大阪に復帰し、19年から神戸。173センチ、72キロ。