リバプール6発大勝、サラー「誇り」史上初クリスマス前に10G10A到達 遠藤航は出番なし
<プレミアリーグ:トットナム3-6リバプール>◇22日◇第17節◇トッテナム・ホットスパー・スタジアム
MF遠藤航(31)が所属するリバプールは、アウェーでトットナムに6-3で大勝した。6ゴールは今季最多。遠藤は出番がなかった。
首位のリバプールが負傷者が続出するトットナムを容赦なく打ち負かした。前半23分にアレクサンダーアーノルドの右からの鋭いクロスをルイス・ディアスが頭から飛び込んで先制。同36分にはパスをつなぎ続けて攻め込み、最後はゴール前に進入したマカリスターが頭で押し込んで今季リーグ戦初ゴールを挙げた。
同41分に1点差に迫られたが、前半終了間際にサラーのパスからソボスライが抜け出し、左足で冷静にGKの股下を抜いて再びリードを2点に広げた。これでサラーは今季10アシストに到達。「史上最速」で10ゴール、10アシストを達成した。
快記録を達成したエースは、後半9、16分に連続得点。今季リーグ戦15ゴールとし、マンチェスター・シティーのハーランドを抜いて得点ランキング単独トップに浮上した。
5-1となって、気が緩んだのか、その後に2点を失ったが、後半40分にサラーのスルーパスに反応したルイス・ディアスが6点目を奪った。ここで2得点2アシストのサラーと、2得点のルイス・ディアスはお役御免。12勝3分け1敗で勝ち点を39に伸ばし、1試合未消化ながら2位チェルシーとの差を4とした。
史上初めてクリスマス前に10得点10アシストに達成したサラーは試合後、スカイスポーツのインタビューに「試合前は考えていなかったけど、達成できてうれしいし、誇りに思う」とコメントした。
それでも、エースは3失点したことについて「攻撃はよかったけど、守備面ではチームとして改善する必要がある。3失点はかなり厳しい」と反省も忘れなかった。