トークショーで笑顔をみせる内藤(中央)(撮影・古財稜明)

来季高卒3年目のオリックス内藤鵬内野手(20)が22日、大阪市内で行われた宮崎市観光PRイベント「みやざきにKONNE(こんね)! キャンプ地みやざき2DAYS」のトークショーに出演した。観客を目の前にしてのトークショーは初めてで「緊張しました。何をしゃべったらいいか分からなかったです」と照れ笑いを浮かべた。

今オフから「逆方向に打つ」ことをテーマに新打法に挑戦中だ。今季まで打席で両足をほぼ平行にして立っていたが、高知秋季キャンプからオープンスタンスに変更。これまでは「開くのが早い癖があったので、やらないようにしてた」というが「開いてから踏み込んでいった方が意外と開きも収まりますし、踏み込む力とかも上がった」と一定の手応えをつかんでいる。

11月下旬から台湾で行われたアジアウインターリーグに「NPB WHITE」の一員として参加。4番も経験するなど主軸を打ち、16試合で打率2割6分9厘、2本塁打、7打点で優勝に大きく貢献した。「台湾でも半分以上が逆方向のヒットだったので。そういう面では良かったかな」と振り返った。

レギュラー定着へ、春季キャンプからの猛アピールを誓った。過去2年はケガに苦しんだが「今年はキャンプからしっかりいいスタート切って、1年間通して活躍できるように頑張りたい。結果だけを求めてやりたいなと思います」。大砲候補が勝負の3年目に挑む。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【オリックス】来季高卒3年目のホープ内藤鵬が新打法に手応え「踏み込む力が上がった」