入団会見に出席したDeNA浜地(撮影・小早川宗一郎)

現役ドラフトで阪神からDeNAに加入した浜地真澄投手が入団会見に出席した。背番号は「52」に決定。「8年阪神にいて最初は寂しい気持ちはありましたけど、外から見てDeNAさんは明るくて良いチームだと思ってた。うれしく思ってます」と目を輝かせた。

通算126試合に登板し、6勝5敗、27ホールド、防御率3・49と1軍経験が豊富な右腕で、今季は18試合の登板にとどまったが、防御率2・11と好成績を残していた。同席した萩原チーム統括本部長は「基本リリーバーでお願いしたい」とリリーフでの起用を明言。22年には52試合に登板した経験を持つ右腕は「(加入が決まって)一番最初に思ったのがあの打線にもう投げなくていいのかと思いました。球場も甲子園に比べて狭いのもありますし、打線もえげつない」と冗談めかしつつ、強力打線を味方につけて新天地で躍動する。

◆浜地真澄(はまち・ますみ)1998年(平10)5月25日生まれ、福岡市出身。福岡大大濠では甲子園出場なしも、山本由伸(都城)梅野雄吾(九産大九州)太田龍(れいめい)と並んで「九州四天王」と呼ばれた。16年ドラフト4位で阪神入団。3年目の19年に1軍デビューし、7月30日中日戦で初勝利。22年に自己最多の52試合に登板し、21ホールド。推定年俸2800万円。185センチ、88キロ。右投げ右打ち。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【DeNA】浜地真澄、移籍決まって思ったのは「あの打線にもう投げなくていいのかと…」