トレバー・バウアー(2023年10月11日撮影)

元DeNAで今季はメキシカンリーグでプレーしたトレバー・バウアー投手(33)が、12日(日本時間13日)までに自身のインスタグラムで、契約を求めるファンの投稿に反応した。

20年にレッズでサイ・ヤング賞を受賞したバウアーは「@mets Sign Trevor Bauer」や、バウアーの写真に「@yankees sign this man」と添えられた投稿を引用。メジャー復帰を期待するファンの声に反応した。

昨季DeNAで10勝をマークしたバウアーは、ドジャース時代の21年6月、女性に対する暴行疑惑が浮上し制限リスト入り。出場停止処分を受け22年まで出場できず、日本にプレーの場を移した。メジャー復帰を目指したが獲得する球団は現れず、今季はメキシカンリーグでプレーした。

近年のMLBは女性へのドメスティック・バイオレンス(DV)を含む暴行には非常に厳しい対応を見せている。16~23年までドジャースに在籍したフリオ・ウリアス投手(28)は、昨季までに2度のDVが発覚し、昨オフFAとなった後に、今季は所属球団が決まらなかった。

バウアーは相手女性との和解を発表しているが、MLBの各球団からは依然として厳しい目が向けられている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 元DeNAバウアー、契約求めるMLBファンの声に反応 近年メジャーは暴行により厳しい目