中国シンクタンクが自画自賛「日本から自力でゴール決めたのは初」C組の全対戦チームからも得点
<ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選:中国1-3日本>◇19日◇C組◇第6戦◇福建省アモイ
日本(FIFAランキング15位)が敵地で中国(同92位)を3-1で下し、FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会出場に王手をかけた。敗れた中国だが、同国のシンクタンク、コンサルティングを手掛ける「チャイナ・スポーツ・ビジョン2050」が自画自賛。今回の予選を通して、日本から自力で得点を奪った初のチームになったことを誇った。
中国メディアを引用する形で、こう伝えた。
「ブランコ・イヴァンコビッチ監督率いる中国代表は、FIFAワールドカップ予選で日本相手に自力でゴールを決めた初のチームであり、グループCの5つのライバルチーム全てに対して得点を挙げた」
確かに、日本は登場した2次予選を6戦全勝の無失点で突破。最終予選では、先月のオーストラリア戦(1-1)で初失点を喫したものの、DF谷口彰悟のオウンゴールだった。
この日は後半4分、流れの中から華麗に1点を返した。右サイドに展開し、折り返しをスルー。左サイドでフリーになったFW林良銘が、右足でゴール右へダイレクトで沈めた。これには、前試合までビッグセーブを連発していた日本のGK鈴木彩艶も止められず。一時1点差に迫るゴールを決めた林は、日本が26年W杯の予選12試合目で、初めて許した得点者となった。