第103回全国高校サッカー選手権大会組み合わせ抽選会に出席した各都道府県代表校の選手たち(撮影・佐藤成)

<全国高校サッカー選手権:組み合わせ抽選会>◇18日

全国高校サッカー選手権(12月28日開幕)の組み合わせ抽選会が18日、都内で行われた。

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Aブロックに強豪がひしめく形となった。前回王者の青森山田は2回戦で30度目出場の伝統校・高川学園(山口)とぶつかる。さらに高校年代最高峰のU-18プレミアリーグに所属する静岡学園、尚志(福島)、東福岡も集結。長崎総大付や阪南大高(大阪)ら実力校もおり、どこが勝ち抜いても驚きはない。

Bブロックは前橋育英(群馬)と米子北(鳥取)の東西プレミア対決が1回戦で実現。勝者が一気に上りつめる可能性がある。

Cブロックはプレミアリーグウエストで、Jクラブの下部組織を抑えて首位を独走する大津(熊本)が頭一つ抜けている。激戦区千葉を勝ち抜いた流通経済大柏や高岡伶颯擁する日章学園が追う形か。Dブロックは15大会ぶり35度目の帝京、山梨学院や滝川第二(兵庫)など優勝経験校が引っ張る展開になりそうだ。

各ブロックに実力校がいるが、総合力の高い大津と青森山田が優勝候補。両サイドから国立まで駆け上がりそうだ。【高校サッカー担当キャップ=佐藤成】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【高校サッカー展望】総合力高い大津と青森山田がV候補 Aブロックに強豪ひしめく