日本対ドミニカ ベンチから試合を見つめる辰己(右)と小園(撮影・横山健太)

<ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12:侍ジャパン11-3ドミニカ共和国>◇18日◇天母

侍ジャパン辰己が死球の影響で大事を取り、今大会初めて欠場した。前日の17日キューバ戦で右肘に直撃。試合中に病院へ直行していた。一夜明けてドミニカ共和国戦ではベンチ入りを果たしたものの、出場機会はなかった。井端監督は「(休ませれば)大丈夫だと思います」と説明し、21日からのスーパーラウンドに備えて回復を優先させる形をとった。

球場入りした際、辰己は「診断は骨が折れてるって出たけど、痛みは特にないです」と真顔で謎の骨折宣言。患部の状態が心配されたが、スーパースターは違った。試合前練習では、軽めのジョギング、キャッチボールをこなし、室内練習場では精力的に打撃練習に時間を費やした。痛みの影響など感じさせないほど、豪快にバットを振り抜いた。死球を受けた直後はうずくまりそのまま交代していただけに、最悪の事態は免れた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【プレミア12】謎の骨折宣言した辰己涼介、死球の影響で今大会初めて欠場 SRに備え回復優先