契約更改会見に臨み「改」と記した本前(撮影・星夏穂)

ロッテ本前郁也投手(27)が18日、ZOZOマリンで契約更改に臨み、100万円減の年俸1100万円で育成再契約を結んだ。

今季はシーズン開幕前の2月20日、楽天との練習試合で投球中に左上腕骨骨幹部を骨折。左上腕骨骨幹部のスクリュー固定術を受けた。「最初は順調にいってたんですけど、5カ月くらいたってスローはオッケーというときに、ちょっと(骨が)くっついてなかったというのがあって」と2度目の手術。苦しい1年になった。「もう1度リハビリをしている状態です。痛みは全くありません」と現在の状況を語った。

本前の骨折直後、お笑い芸人「NONSTYLE」石田明(44)がX(旧ツイッター)を更新。「本前選手がらせん骨折。心配です。僕がらせん骨折になった時、プレートを入れました。ですが、数年後そのプレートが原因というか、そのプレートがテコの原理のようになってまた骨折してしまいました。なので気をつけてください。今は髄内釘というものが入ってます。骨の外側ではなく骨の中に入ってる感じです。リハビリも大変だと思います。がんばってください。しっかり治してくださいね」とエールを送っていた。

本前は「ファンの皆さんからのインスタのDMとか、ぼくと同じ体験をしている方のコメントを頂いて、僕の中ではその人に応援してもらえるように、復帰して行こうかなと言う気持ちになれている」とリハビリの原動力になっていることを明かした。

石田とはその後直接交流する機会もあり、ライブにも招待してもらった。「今度は僕が招待したい」と完全復活した姿を見せる。(金額は推定)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ロッテ】育成再契約の本前郁也「同じ体験してる」骨折後ノンスタ石田からのエール原動力