国学院久我山戦で得点を決めて喜ぶ帝京の森田晃(左から2人目)(撮影・佐藤成)

<高校サッカー選手権東京大会:帝京2-1国学院久我山>◇東京A決勝◇16日◇駒沢競技場

選手権6度、総体3度の全国9冠を誇る帝京が、東京A決勝で国学院久我山に2-1で逆転勝ちし、15大会ぶり35度目となる冬の全国切符を手にした。

0-1の前半34分に同点弾を決めた帝京の背番号「10」のFW森田晃(3年)は、優勝の瞬間、涙が止まらなかった。1年時は最後の最後で登録外。昨年は同じ国学院久我山相手に同点弾を決めたがPK戦の末に敗れていた。「今年は悔し涙をうれし涙にすると紙に書いていた。有言実行できて良かった」。伝統校の看板もプレッシャーはなかった。「自分が入ったのは2年前。監督も、過去は過去と。あまり意識しないで試合ができた」とほほ笑んだ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【高校サッカー】同点弾の帝京・森田、涙止まらず「悔し涙をうれし涙にする…有言実行できた」