紅白戦をネット裏から見つめる阪神藤川監督(右から2人目)(撮影・藤尾明華)

<阪神紅白戦>◇16日◇安芸市営球場

阪神は秋季キャンプ第3クール4日目に最後の紅白戦を行い、白組の井坪陽生外野手(19)が決勝打を放った。

1回表、「1番遊撃」で出場した山田脩也内野手(19)がいきなり先制攻撃を仕掛けた。紅組の「1番遊撃」で出場。白組先発の門別啓人投手(20)から右中間を破る二塁打。二ゴロ間に三塁へ進み、3番小野寺暖外野手(26)の中犠飛で先制のホームに生還した。

その裏、白組もすぐに追いついた。1死から小幡竜平内野手(24)と豊田寛外野手(27)の2連打に四球で満塁。5番井上広大外野手(23)の左前適時打で同点とした。

雨天で足元が悪く、投手陣の制球も乱れたが、4回まで1-1。5回裏2死二、三塁で6番井坪がベタンセス投手(25)から中前適時打を決めた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】井坪陽生が最終回V打、ドラ3ルーキー山田脩也も躍動 秋季キャンプ最後の紅白戦