【W杯予選】A組 イラン首位キープ、アジア杯王者カタールは2位ウズベキスタンに劇的勝利
<ワールドカップ(W杯)アジア最終予選>◇14日◇A組◇第5戦◇3試合
サッカーの2026年FIFAワールドカップ(W杯)アジア最終予選は14日、各地で第5戦が行われ、A組は首位のイランが中立地で北朝鮮に3-2で競り勝ち、4勝1分けで勝ち点を13に伸ばした。FWメフディ・タレミ(インテル・ミラノ)が前半に3アシストをマーク。後半に退場者を出して2失点したが、逃げ切った。北朝鮮は2分け3敗の5戦勝ちなしで、勝ち点2の最下位となっている。
アジアカップ2連覇中のカタールはホームでウズベキスタンに3-2で競り勝った。前半にエースFWアルモエズ・アリ(アルドゥハイル)が2ゴール。後半にウズベキスタンのMFファイズラエフ(CSKAモスクワ)に2点を返されたが、試合終了間際にセットプレーからDFルーカス・メンデス(アルワクラ)が左足で蹴り込み、土壇場で勝ち越した。2勝1分け2敗で勝ち点7とした。ウズベキスタンは同10で2位。
アラブ首長国連邦(UAE)はホームでキルギスに3-0で快勝し、カタールとともに勝ち点7。得失点差がUAEが3位、カタールが4位となっている。キルギスは同3の5位。
第6戦は19日に行われ、北朝鮮-ウズベキスタン、キルギス-イラン、UAE-カタールが対戦。ホーム扱いの北朝鮮はイランに敗れた第5戦に続き、中立地のラオスでの連戦となる。
◆14日の結果
北朝鮮2-3イラン
カタール3-2ウズベキスタン
UAE3-0キルギス
◆A組順位
1位 イラン 勝ち点13、得失点差+6
2位 ウズベキスタン 勝ち点10、得失点差+2
3位 UAE 勝ち点7、得失点差+3
4位 カタール 勝ち点7、得失点差-2
5位 キルギス 勝ち点3、得失点差-6
6位 北朝鮮 勝ち点2、得失点差-3