【J2】最終節どうなる? J1自動昇格は横浜FCか長崎 プレーオフは山形、千葉、仙台の争い
明治安田J2リーグは10日の日曜日に最終節が行われる。全10試合が午後2時から一斉開始予定。
首位清水エスパルスの優勝が既に決まり、J1自動昇格の残り1枠を2位横浜FC、3位V・ファーレン長崎が争う。
勝ち点75で2位の横浜FCは3試合連続未勝利だが、アウェーで9位レノファ山口FC戦に引き分け以上なら、無条件でJ1昇格が決まる。負けた場合は長崎が引き分け以下に終わると、2位をキープして1年でのJ1復帰となる。
同72で3位の長崎は現在4連勝中。ホームで17位愛媛にも勝利し、2位横浜FCが負けると、勝ち点75で並び、得失点差で逆転して18年シーズン以来のJ1復帰となる。
3~6位によるJ1昇格プレーオフの出場権争いは、4位ファジアーノ岡山(勝ち点64)まで決定。残る2枠を5位モンテディオ山形(同63)、6位ジェフユナイテッド市原・千葉(同61)、7位ベガルタ仙台(同61)の3チームで争う。最終節で山形と千葉が直接対決、仙台はホームで15位大分トリニータと対戦する。
クラブ記録の8連勝と勢いに乗る山形は、千葉にホームで引き分け以上なら、3季連続の進出決定。負けた場合でも仙台が引き分け以下で出場権を得る。
対する千葉は勝てば進出決定。引き分けた場合は、仙台が大分と引き分けなら、仙台と勝ち点62で並び、得失点差で大きく上回る千葉が6位で逃げ切ることになる。
7位仙台は勝てば、プレーオフ進出。引き分け以下の場合は山形-千葉戦の結果次第となる。引き分けの場合は千葉の負けが条件となる。
18位栃木SC、19位鹿児島ユナイテッドFC、20位ザスパ群馬の下位3チームは来季のJ3降格が決まっている。
◆J1昇格プレーオフ J2の3~6位が出場。12月1日の準決勝で3位-6位、4位-5位が対戦し、勝者が同7日の決勝に進出する。準決勝、決勝ともにリーグ戦上位クラブのホームで行い、90分で引き分けの場合は年間順位の優位性を確保するため、リーグ戦の年間上位クラブが勝者となる。優勝チームが来季J1に昇格する。