ティー打撃をする四国IL徳島・塩崎

今季からウエスタン・リーグに参入しているくふうハヤテが2日、本拠地ちゅ~るスタジアム清水で来季に向けたトライアウトを行った。山下大輔GM(72)や赤堀元之監督(54)らが見守る中、80人が参加。悪天候により室内も併用しての実施となったが、各自がアピールした。

浜松工出身で、今季は四国IL・徳島でプレーした塩崎栄多外野手(23)は「ハヤテなら相手が全てファームで、アピールの機会も多い。地元からNPBに行きたい気持ちも強い」とセパ12球団入りを目指し、チームを退団して受験した。名城大時代には4年秋に首位打者(打率.385)とベストナインを獲得。打撃が売りの左の強打者は、1次選考を通過し「明日は一番重要なシート打撃がある。自分の持ち味をしっかり出せるように頑張りたい」と口元を引き締めた。

3日も同球場でトライアウトが行われ、1次選考の合格者58人とNPB経験者6人が参加する予定となっている。【前田和哉】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 くふうハヤテがトライアウト 浜松工出身の塩崎栄多「地元からNPBへ」四国IL退団して受験