阿部監督のサインが入ったドラフト会議のIDを手に、笑みを浮かべる巨人ドラフト5位の東海大静岡・宮原

巨人ドラフト5位の東海大静岡・宮原駿介投手(22)が1日、静岡市の同大で指名あいさつを受けた。最速153キロの直球に、キレのある変化球も光る即戦力左腕は「先発なら規定投球回数到達。中継ぎなら、50イニングを投げたい。今日は『新人王も』というお話もいただいた。それぐらいの活躍をするつもりでやっていきたい」と具体的な目標を掲げた。

全国高校選手権2度の優勝を誇るサッカーの名門・静岡学園出身。同級生のJ1柏DF関根は、日本代表として今夏のパリ五輪にも出場した。宮原は「シンプルにすごいと思った。僕もそういうところ(日本代表)に行くチャンスはある。大きな舞台に立てるように頑張っていきたい」と日の丸への思いも口にした。

全国の舞台とは無縁で、高校最後の夏も登板機会はなく初戦敗退。無名から大学4年間で大きく成長し、指名を勝ち取った。サッカーどころで育った左腕が、さらなる飛躍を誓ってプロの世界に挑む。【前田和哉】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】ドラ5東海大静岡・宮原駿介「先発なら規定投球回数到達。中継ぎなら50イニング」目標