ソフトバンク対DeNA 7回、好投を見せるDeNAジャクソン(撮影・藤尾明華)

<日本シリーズ:ソフトバンク0-7DeNA>◇第5戦◇31日◇みずほペイペイドーム

心と体を整えて試合に臨んだ。DeNAジャクソンが7回108球3安打無失点の好投で、チームを勝利に導いた。

中4日での先発も「この時期はそういうこともあり得ると思っているので」と意に介さず。リリーフ陣もスコアボードにゼロを刻み、チームは26イニング連続無失点となった。

「歌詞を口ずさんでしまうと無駄に興奮してしまったりするので、歌詞のないクラシック音楽を聴きます」。シーズン中盤から、心を落ち着かせるために試合前にクラシックを聴くルーティンを取り入れた。7月までの防御率が3・55に対して、8月以降は1・82。クラシック効果もあり、確実に日本の野球に順応した。

この日はいつものルーティンに加えて「今日はもうちょっと気合を入れたかった」とロック音楽も聴いた。気合十分のマウンドで、最速155キロの直球を軸に強力ソフトバンク打線を封じた。

海の向こうではドジャースが世界一の称号を手にした。21年から23年途中までドジャースに所属していた助っ人右腕も、かつてのチームメートに負けじと日本一に王手をかける快投を披露した。【水谷京裕】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【DeNA】ジャクソン、落ち着くいつものクラシックと「気合い」のロックで心と体整え7回0封