ヤンキース対ドジャース 8回表ドジャース1死二、三塁、ヤンキースの捕手ウェルズがドジャース大谷のスイングを妨害した(AP)

<ワールドシリーズ:ヤンキース6-7ドジャース>◇第5戦◇30日(日本時間31日)◇ヤンキースタジアム

ドジャースが、ヤンキースとの43年ぶりとなったワールドシリーズ(WS)での「名門対決」を4勝1敗で制した。

WSでの「ドジャース-ヤンキース」はメジャー史上最多の12度目。初対戦は41年、当時ニューヨークに本拠地を置いていた「ブルックリン・ドジャース」時代までさかのぼる。58年のロサンゼルス移転以降では5度目の対戦となった。

名門同士の激突は開幕前から注目を集めた。ドジャースには今季54本塁打の大谷翔平投手(30)、ヤンキースには同58本塁打のアーロン・ジャッジ外野手(32)が在籍。両軍に50本塁打以上の選手がいるWSは史上初となった。

大谷は第2戦で左肩を亜脱臼、ジャッジは不振に苦しみ、本領発揮とはならなかったが、この日の第5戦は先制ソロを放った。ドジャースはフリーマンやベッツ、ヤンキースは球団新記録のポストシーズン(PS)7本塁打を記録したスタントンや、26歳の若き天才ソトら、スターたちの対決に連日スタジアムは超満員で埋め尽くされた。

WS通算成績はドジャースが4勝8敗とした。

【ドジャースとヤンキースのWSでの対戦成績】

◆41年 ヤンキース4-1ドジャース

◆47年 ヤンキース4-3ドジャース

◆49年 ヤンキース4-1ドジャース

◆52年 ヤンキース4-3ドジャース

◆53年 ヤンキース4-2ドジャース

◆55年 ドジャース4-3ヤンキース(ドジャースWS初制覇)

◆56年 ヤンキース4-3ドジャース

◆63年 ドジャース4-0ヤンキース

◆77年 ヤンキース4-2ドジャース

◆78年 ヤンキース4-2ドジャース

◆81年 ドジャース4-2ヤンキース

◆24年 ドジャース4-1ヤンキース

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ドジャースがヤンキースとの43年ぶり決戦を制す 両チームの雄が苦しむもスター軍団盛り上げる