ヤンキースのコール(2024年10月25日撮影)

<ワールドシリーズ:ヤンキース-ドジャース>◇第4戦◇29日(日本時間30日)◇ヤンキースタジアム

第5戦に先発予定のヤンキースのエース右腕ゲリット・コール投手(34)が、記者会見を行った。

チームは0勝3敗と後がない。第1戦で7回途中を1失点と好投したコールの出番は、今夜勝利した場合のみ発生する。苦しい状況にも「明日があると思うだけ。我々は何が起きてもおかしくないと自分たちに言い聞かせている」と話した。

自身と同じくチームの中心に立つアーロン・ジャッジ外野手(32)は、相手バッテリーの厳しい攻めもありポストシーズン(PS)43打数6安打2本塁打で21三振。ワールドシリーズ(WS)は12打数1安打7三振と不振が続いている。苦しむ今季58本塁打の主砲へ「試合中、他の選手と同じように彼をサポートするだけ。1球1球、彼と一緒にいることを伝えるだけ」と一体感を強調した。

コールは昨季15勝をマーク。最多勝率、最多投球回、最優秀防御率を記録してサイ・ヤング賞を獲得した。今季は右肘痛で出遅れたが、8勝をマークした。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ヤンキースのエース右腕コール、第5戦先発へ 不振ジャッジに向けて「彼をサポートするだけ」