阪神嶌村球団本部長(22年12月撮影)

阪神は今年1月のドミニカ共和国での現地トライアウトに続き、今回8月にパナマでトライアウトを実施。

ウィリアムス、サンズ両駐米スカウトと球団国際担当らが、集まった約30人の中から金の卵を見極めた。

嶌村聡球団本部長(57)は「8月に取れれば、10月末に来られて秋季キャンプに行けるというストーリーを描きながらやらせてもらった」と説明した。

ドミニカ共和国でも2度目の実施を予定するなど、今後も続ける中で実施地域を広げる可能性に言及。「アジアの方でも。台湾でも育成選手を今回もオリックスが取ってるし、今後の展開を見ていきたい。継続してやることが一番大事」。2軍施設の移転にともない「少し育成選手の保有数を増やしながらチームを作っていきたい。その中には外国人を入れていきたい」と明かした。

ドミニカ共和国のトライアウトから2月に育成契約したベタンセス、マルティネスの両投手は来季も残留し、アルナエスと秋季キャンプに参加予定。発掘した才能は鍛錬で伸ばす。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】トライアウト実施地域広げる可能性に言及「アジアの方でも」8月にはパナマで実施