世界一に王手をかけ、ナインを指さすドジャース大谷(中央)(撮影・菅敏)

<ワールドシリーズ:ヤンキース2-4ドジャース>◇第3戦◇28日(日本時間29日)◇ヤンキースタジアム

ドジャース大谷翔平投手(30)が、左肩の亜脱臼を抱えながら強行出場した。

大谷は26日(同27日)の第2戦で左肩を負傷。精密検査では左肩の亜脱臼のみで、構造的な損傷は見られず。試合前に会見したマンシーによると大谷がチームのグループチャットに英語で「大丈夫だし、プレーするだろう」とのテキストを送信したという。

このメッセージについて大谷は「(試合に)出られるという気持ちというか、実際に検査を受けて処置をすれば、出られる状況だということで。自分のベストを尽くしますよという」と意図を明かした。さらに「チームの士気だけは下げたくないですし、みんなが万全の状態で必ずしも出ているわけではないので。その中で自分のできることっていうのを、しっかりやれたんじゃないかな」と語った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 大谷翔平、精密検査後に仲間へ送った「大丈夫」の言葉「チームの士気だけは下げたくない」