ドジャース対ヤンキース 3回表ヤンキース2死、ソトにソロ本塁打を打たれる山本(2024年10月26日撮影)

ドジャースが、今オフにFAとなるヤンキースのフアン・ソト外野手(26)の獲得に動く可能性があると、ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者が27日付の記事で伝えた。球団の事情を知る関係者が「ドジャースはソトの獲得に興味を示している」と話しているという。

今季がメジャー7年目のソトは、メジャー屈指の打者として若くしてスターの仲間入り。ナショナルズでデビューした18年は新人王投票で2位、MVP投票では21年の得票2位が最高でまだ無冠だが、今季は4度目のオールスターに選ばれ、FAではドジャース大谷翔平投手(30)が昨オフに契約した総額7億ドル(約1050億円)に匹敵する契約を目指しているとも伝えられている。今季は打率2割8分8厘、41本塁打、109打点で、ポストシーズンは打率3割5分、4本塁打、9打点と活躍している。

ソトについてはヤンキースが残留交渉をすると見込まれている他、メジャー最高の資金力を誇るメッツも獲得に動くとされている。

同記者は「ヤンキース幹部は、ソトがドジャースと契約することはないと考えている。ソトが南カリフォルニアの球団と契約する可能性は、オオタニがニューヨークの球団と契約する可能性と同じくらいあり得ないと考えている」としながらも、ドジャースには獲得資金があり、今オフも大きな資金を補強に投じるだろうとしている。もしロッテ佐々木朗希投手(22)が今オフメジャー移籍を目指すなら、ドジャースが獲得有力だとも伝えている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ドジャース、ヤンキースのソト獲得に興味 佐々木朗希がメジャー移籍なら獲得有力とも米報道