DeNA対ソフトバンク 5回裏DeNA1死一塁、代打松尾は左翼に二塁打を放つ(撮影・滝沢徹郎)

<日本シリーズ:DeNA-ソフトバンク>◇第2戦◇27日◇横浜

高卒2年目の松尾汐恩捕手(20)が、日本シリーズ初打席初安打を放った。5回1死一塁、9番浜口の代打で登場。初球、左腕モイネロの150キロ内角高め直球を引っ張ると、三塁線を破る二塁打となった。20歳の一打が打線を活気づけ、続く桑原の適時二塁打で生還した。2番梶原も中前打で、一気に4連打となった。

松尾はさらに、このままマスクをかぶった。CSでMVPを獲得した捕手戸柱がベンチに下がった。6回は2軍時代からバッテリーを組んできた4番手の救援中川颯をうまくリードし、相手打線を3者凡退に抑えた。

CSファーストステージでも、初出場した阪神戦(甲子園)で初球を左前打していた。「初球からしっかり振りにいった中でのヒットだったので、ちょっとホッとした気持ちが強かった」と話していた。高校時代は大阪桐蔭でもまれてきたホープは、大舞台でも物おじしない。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【DeNA】高卒2年目の松尾汐恩、日本シリーズ初打席初安打「初球からしっかり振りにいった」