大谷翔平が負傷、亜脱臼とは 関節の位置にズレ生じ脱臼しかかった状態 可動域超えた動作で発症

ドジャース対ヤンキース　7回裏ドジャース2死一塁、二塁盗塁を狙うもアウトとなった大谷は、左肩を脱臼しもん絶する（撮影・菅敏）

＜ワールドシリーズ：ドジャース4－2ヤンキース＞◇第2戦◇26日（日本時間27日）◇ドジャースタジアム

ドジャース大谷翔平投手（30）がアクシデントに見舞われた。

4－1の7回1死で迎えた第4打席、四球を選び出塁。2死から二盗を仕掛けたが失敗に終わり、左腕を押さえて顔をゆがめて痛がり、トレーナーとベンチへ退いた。左肩の亜脱臼と発表された。

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◆亜脱臼　関節の位置にズレが生じ、脱臼しかかった状態。関節の可動域を超えた動作により、骨が関節から部分的に押し出されて発症する。痛みやしびれの症状が多い。骨が関節から完全に外れると脱臼になる。程度はさまざまで、阪神北條は18年に左肩を亜脱臼し、そのままシーズンを全休。21年には手術に踏み切るなど、再発を繰り返すケースがある。一方で、広島鈴木（現カブス）は16年8月に左肩亜脱臼を発症したが、プレーを続行してリーグ優勝に貢献した。一般的には、再発を防ぐために数週間は安静にする。