ヤンキース・ブーン監督(2024年10月撮影)

<ワールドシリーズ:ドジャース4-2ヤンキース>◇第2戦◇26日(日本時間27日)◇ドジャースタジアム

ヤンキースがドジャースとのワールドシリーズ第2戦に2-4で敗れ、2連敗を喫した。

ヤンキース打線はドジャースの先発右腕、山本由伸投手(26)相手にソトのソロ1本のみと沈黙。ブーン監督は、7回途中1失点で勝利投手となった山本の投球に「最初の数イニングは球数を投げさせることができたし、彼に対して良い打撃ができていた。だが、リードをもらった途端、彼はリズムに乗り、ストライクゾーンを積極的に攻めていた。カウントを有利に進められると、粘るのは難しい。彼の速球も良かったし、カーブで緩急をつけ、スライダーとスプリットももちろん良かった」と称賛した。

今ポストシーズンで40打数6安打、19三振で打率1割5分と苦しんでいる主砲ジャッジには「良い感覚を取り戻せるかどうかだと思う。そのやり方は選手によって違う。1度、感覚を取り戻せば、スイングの判断もできてくる。彼はそれに取り組んでいる最中だ」とコメント。7回に二盗を試みた際に左肩を痛めて負傷交代した大谷の詳細については「わからない。腕を押さえながらベンチに戻っていったが、それ以外はわからない」と話した。

第3戦からは本拠地ヤンキースタジアムに舞台を移す。7回戦制のシリーズで2連敗から勝利したのは過去92回中わずか15回(16%)だが「簡単だとは誰も言っていない。長いシリーズにしなければいけない。我々はひるまない。やり続けるしかない」と口にした。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ヤンキース・ブーン監督、山本由伸を称賛「リードをもらった途端、彼はリズムに乗った」