DeNA対ソフトバンク 先発・有原(撮影・梅根麻紀)

<日本シリーズ:DeNA-ソフトバンク>◇第1戦◇26日◇横浜スタジアム

ソフトバンク先発の有原航平投手(32)が、7回無失点で降板した。

日本一へ船出の一戦でエースが変化球を効果的に使い、7回104球で4安打2四球4奪三振無失点と快投した。

日本ハム時代の16年10月25日に広島戦(札幌ドーム)で7回2失点以来となる日本シリーズのマウンド。2回まで37球を投じ2回とも得点圏に走者を進めるも本塁を踏ませなかった。

5回は内野安打で先頭打者に出塁を許し無死一塁のカウント3-0からDeNA代打フォードに右翼ポール際へ大ファウルを浴びるも冷静な表情。同じ球種、同じコースで右飛に抑えた。続く1番桑原は投直。飛び出していた一塁走者の森敬もアウトにし無失点だった。

2回の打席では直前の8番甲斐が敬遠され、2死満塁から一、二塁間を破る右前2点適時打を放ち、自らのバットで初戦の貴重な先制点をもたらした。

◆有原の打撃 広陵時代は3年春夏の甲子園で通算19打数3安打(打率1割5分8厘)、本塁打なし、1打点。早大では東京6大学リーグで通算90打数20安打(2割2分2厘)、1本塁打、6打点。3年春に関谷(明大)から本塁打を放った。プロでは公式戦通算16打数2安打(1割2分5厘)で、本塁打と打点はなかった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ソフトバンク】有原航平、冷静な投球で7回無失点の快投 2回は自ら貴重な先制2点適時打