清水桜が丘対富士市立 延長前半、先制点を決め、仲間と喜び合う清水桜が丘・田中(左)(撮影・神谷亮磨)

<全国高校サッカー県大会>◇26日◇決勝トーナメント(T)1回戦4試合◇裾野運動公園陸上競技場ほか

準々決勝から登場の藤枝東が9-0で静清に完封勝ちし、4年連続で8強入りを決めた。FW湯山大輔(3年)がハットトリック達成。エースの活躍などで圧勝し、9年ぶりの優勝へ弾みをつけた。清水桜が丘は延長戦の末に2-0で富士市立を下した。1回戦残り4試合は27日に行われる。

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清水桜が丘が伝統の勝負強さを見せた。前後半の80分間は相手にボールを保持される時間が続いたが、粘り強い守備ではね返すと、延長前半3分に右CKをFW田中莉安(りあん、2年)が頭で合わせて先制点。終了間際にはGKからのロングキック1本で相手の背後を突き、FW遠藤力董(3年)がダメ押しの追加点を奪った。田中は「絶対に決めてやるという気持ちだった」と胸を張っていた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【高校サッカー】清水桜が丘、伝統の勝負強さで延長制す FW遠藤力董「絶対に決めてやると」