日本文理対東京学館新潟 前半、右CKで6人が縦に並ぶ「列車」からゴールを狙う日本文理(撮影・小林忠)

<全国高校サッカー・新潟県大会:日本文理3-1東京学館新潟>◇26日◇準々決勝◇新潟聖籠スポーツセンターアルビレッジ

2大会ぶりの優勝を狙う日本文理が東京学館新潟を逆転で下し、開志学園JSCとの準決勝(11月2日)に進んだ。

後半5分に先制を許すも、同19分にDF高橋颯汰(2年)が蹴った右CKのこぼれ球をDF谷合煌祗(3年)が詰めて同点。同25分には高橋のロングスローからMF松原音央(3年)が勝ち越し点を決め、2-1の同30分に途中投入のエースFW中村留(3年)がダメ押した。

後半に右足キックと、両手スローから2得点を演出した高橋は「うちには高さがある選手がそろっている。いいボールを入れれば決めてくれる。先制されても得点は奪えると思っていた」と冷静に振り返った。

準決勝は前回大会の準々決勝で1-2で敗れた開志学園JSCとマッチアップする。DF登録ながらアンカーに入る2年生は「昨年は応援席から負ける姿を見た。先輩たちの気持ちも背負い、絶対に勝つ」とリベンジを誓った。【小林忠】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【高校サッカー】日本文理が鮮やか3発で東京学館新潟に逆転勝ち MF高橋颯汰が2得点演出