慶大・清原正吾(2024年4月28日撮影)

24日のドラフト会議で指名がなかった慶大・清原正吾内野手(4年=慶応)に対し、国内独立リーグの強豪、四国IL・徳島から獲得オファーが届いたことが26日、分かった。

慶応高前監督の上田誠氏(67)が球団代表を務める四国IL・香川がいち早くラブコールを表明し、同じく独立リーグ球団のBC・栃木、BC・神奈川、BC・山梨、さらにはNPBのイースタン・リーグ参入のオイシックスが慶大サイドに獲得オファーを伝えた中、6球団目として徳島も名乗りを上げた。

徳島球団からは24日のドラフトで、DeNA3位の加藤響内野手(22)ら4人が指名された。12年連続でNPB選手を輩出し、この3年間では育成含め13人がドラフト指名。最もNPB選手になりやすい独立リーグ球団といえる存在だ。

6球団にとどまらないかもしれない争奪戦の様相ながら、現時点で面談予定はない。清原自身、野球継続さえも未定。就職活動はしておらず、9月のプロ志望届提出の決断にあたって、近い関係者には自身に“就職浪人”の選択肢がありえることも口にしている。今は「大学野球人生の締めくくりとして、体がボロボロになっても戦いたい」とまで意気込む早慶戦(11月9日~)への準備に心血を注ぐ。26日は社会人のエイジェックとの練習試合で二塁打を含む2安打を放った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 慶大・清原正吾にNPB輩出抜群の四国IL徳島からもオファー 独立など6球団名乗りで本人は…