ヤンキース監督、フリーマン勝負に挑んだ経緯とは? 1カ月以上登板なしの投手投入も満塁弾許す
<ワールドシリーズ:ドジャース6-3ヤンキース>◇第1戦◇25日(日本時間26日)◇ドジャースタジアム
ヤンキースが、あと1死から先勝を逃した。1点リードの10回2死満塁からドジャースのフリーマンに逆転サヨナラ本塁打を浴びた。アーロン・ブーン監督(51)は二、三塁から2番ベッツを敬遠し、フリーマン勝負に挑んだことについて「左投手対左打者の対戦を選んだだけ。それほど長く悩まなかった」と説明した。
10回1死一、二塁で大谷を迎えた場面から、9月18日以来、登板がなかった変則左腕のコルテスを投入した。「マッチアップが良いと思った。(同時にブルペンで用意した)ヒルは大谷をゴロに打ち取っても、併殺は難しいと思っていた。次のムーキー(ベッツ)も厳しい対戦なので(コルテスを)投入した」。コルテスは大谷を左飛に打ち取ったが、ベッツを敬遠し、フリーマンに被弾した。
3番の主砲ジャッジは5打数1安打で3三振だった。一方で4番スタントンは一時逆転となる2ランを放った。両者の打順入れ替えについては、ブーン監督は「まったく考えてない」と否定した。