マツダスタジアムでの秋季練習で打撃練習を行う中村奨成(2024年10月17日撮影)

広島中村奨成外野手(25)がマツダスタジアム内で契約交渉を行い、50万増の800万円で更改した(金額は推定)。今季は自己最多70打席に立つも、打率1割4分5厘、0本塁打、1打点に終わった。2軍では4割7分4厘をマークした長打率も、1軍では1割7分4厘にとどまった。「1軍の投手の球を打つ技術がまだない。1軍の投手を打てないとレギュラーになれないし、同じような結果で終わってしまう。ガラッと変えるつもり」。増額更改にも、危機感を募らせる。

秋季練習では、よりシンプルなフォームに取り組む。「今150キロが普通になっている。そこをはじき返せるようにしていかないと。今年はクソみたいな数字ばかりだった。監督、ヘッドから信頼を得られるように」。打撃センスは周囲も認めるだけに、まずは真っすぐに負けないスイングを磨いて確実性を高めたい。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【広島】中村奨成50万増の800万円「今年はクソみたいな数字ばかりだった」増額更改も危機感