ソフトバンクのドラフト1位指名あいさつを受けた神戸弘陵・村上は、王会長、小久保監督のサインボールとハリーホーク人形を手に笑顔を見せる(撮影・加藤哉)

ソフトバンクからドラフト1位指名を受けた神戸弘陵(兵庫)の村上泰斗投手(3年)が25日、同校で指名あいさつを受けた。

ソフトバンクからは永井智浩編成育成本部長兼スカウト部長(49)と担当の稲嶺誉アマスカウト(44)が出席。村上は緊張しつつも笑顔で対面し、握手した。面談は約30分行われた。

当日24日には涙を流した最速153キロ右腕は一夜明けて心境を「ドラフトに向けて頑張って来たのでほっとした気持ちが強い」と話した。永井本部長とは同郷。「『夢を与える立場になったから自分を精いっぱい出してこれからも頑張ってくれ』という言葉が心に響きました」と振り返った。

永井本部長は「すごくしっかりしていて心配ない」と印象を語った。投じる球の質、キレ、コントロールを評価し「バランスよく自分の体をうまく使って投げてくる」とドジャース山本に重ねた。

ソフトバンクは5年連続1位で高校生を指名しており、うち3人が投手。「ストレートを特徴とするニックネームをつけてもらえるような選手になりたい」と意気込んだ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ソフトバンク】ドラ1村上泰斗「ストレートを特徴とするニックネームを」指名あいさつで笑顔