昨日のドラフト会議で1位指名を受けヤクルト小川GMから高津監督のメッセージ突きパスを受け取る中村優斗(左)(撮影・森本幸一)

ヤクルト1位指名で最速160キロ右腕の愛知工大・中村優斗投手(4年=諫早農)が25日、愛知・豊田市内の同大学で指名あいさつを受けた。

指名後は3月の侍ジャパンに大学生でともに選出され、中日1位指名を受けた関大・金丸夢斗投手(4年=神港橘)とLINEでやりとりしたことを明かし、「おめでとう、お互い投げ合えたらいいねと言ってもらいました」と笑みを浮かべた。

プロでの目標のタイトルも金丸を意識した。大学時代に獲得できなかった最優秀防御率と明かし、最終学年で防御率0・00を記録した世代屈指の“ミスターゼロ”へ挑戦状だ。

「大学で成績面や、3月トップチームに(金丸と)一緒になった中で、成績を残せなかったので、プロ野球の同じリーグなので、そこはもうライバルとして金丸よりいい成績を残したい」

この日あいさつに訪れた小川淳司GM(67)は「制球力のあるパワーピッチャーとして、『チームのエースになってくれ』と期待している」と語り、高津臣吾監督(55)に代わって、小川GMは「1日でも早くプロ野球の世界に慣れて、パフォーマンスを出してほしい」と期待した。【中島麗】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ヤクルト】ドラ1愛知工大・中村優斗「金丸よりいい成績残す」中日1位のミスターゼロへ挑戦状