ワールドシリーズの前日会見で抱負を話すドジャース大谷(撮影・菅敏)

ドジャース大谷翔平投手(30)が、25日(日本時間26日)に開幕するワールドシリーズ(WS)を前に会見を行った。

【大谷の一問一答は以下の通り】

-野球界全体に貢献していることについて

毎年毎年、ワールドシーズンももちろん盛り上がってますし。今まで逆に見る側だったので、楽しみにしてました、悔しい思いの中で。今年は自分がプレーできるという喜びを、まずフィールドで出せたらいいなと思います。

-日本人にとってWSとは

日本人が出ているか出ていないかによって、WSを見るか見ないか(が変わる)。日本シリーズは日本シリーズで、ファンの人は楽しみにして見てると思うので、それはまた別なのかなと思います。

-ヤンキースとドジャースの対戦は歴史的

そうですね。特別な試合だとはもちろん思いますし。ただ、僕自身は初めてなので、なるべく冷静に自分のプレーをできるようにしたいと思います。

-ヤンキースのジャッジやソトの尊敬するところは

見てれば分かるとおり、どちらも素晴らしい選手ですし。もちろん2人限らず、素晴らしい選手がヤンキースでプレーしている。自分自身がプレーヤーとして、彼らを見習うところがあるかなと思います。

-移籍1シーズン目でWSに行けるのは予想していたか

それももちろん目標にはしてましたし。1年目からとかっていうことあんまり考えずに、もう本当に1試合1試合、シーズン中からそうでしたけど、ここ(WS)を目指して、またここで勝つことをイメージして頑張っていました。

-新しいチームでベッツとフリーマンの存在は

ともに素晴らしい選手ですし、チームメートとしても感銘を受けるというか。本当に準備から、普段のクラブハウスの過ごし方もそうですし。本当にチームの主力の選手として、すごく助けられた1年だったなと思います。

-ジャッジが大谷選手のことを「最高の選手だ」と

ただただうれしいですし、僕自身は彼をムーキー、フレディ(フリーマン)と同じように、球界トップの選手だと思ってるので。そういう選手からそういう風に思われるっていうのは特別なことだなと思います。

-ポストシーズンで投手をやりたいということを伝えたいことはあるか

伝えたことはないですね。

-ケガ人が多かった中でWSに進出したこと

もちろんシーズン中からケガ人も多かったですし。でもそれをカバーする、全員でカバーするっていう試合がやっぱり多かったと思うので、それはポストシーズン中でも多かったと思いますし。毎年のようにもちろんドジャースっていうチームは勝ってるチームだと思いますけど、僕が外から見てるよりかは、やっぱりタイトな試合が多かったというか、そこまで簡単なシーズンじゃなかったなっていうのは。今振り返ってあるかなと思います。

-ジャッジのように大きい体で打率を残せる打者について

僕はあそこまで大きくないですけど。やっぱり野球をする上では、(ストライク)ゾーンが広がるっていう意味では間違いないと思うので。そこを対応しつつ、率を残していくっていうのは、やっぱり相当効率よく打っていかないと難しいのかなと思うので。その中であれだけの長打力があるっていうのは、なおさら素晴らしいことだなと思います。

-松井秀喜氏の存在について

直接会ってすごく話したっていうことはないんですけど。逆にだからこそ、画面の中の人というか。本当に自分の少年の頃に憧れた選手っていう感じですし。そういう子供たちの模範となるような、そういう人であり、選手だと思うので。そういう意味では相当影響受けたんじゃないかなとは思います。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 大谷翔平、自身初のWSへ「プレーできるという喜びをまずフィールドで出せたら」/一問一答1