【ドラフト】4球団競合中日1位関大・金丸夢斗「同級生の高橋投手に聞いて…」/一問一答
<プロ野球ドラフト会議>◇24日
関大の金丸夢斗投手(4年=神港橘)が4球団競合の末、中日が交渉権を獲得した。会場に中日から最初に名前が響くと、金丸は真っすぐと前を見つめた。
「率直にうれしい気持ち。本当にドキドキしました1年目から2桁勝利を目指して頑張りたいと思います」
アマ球界屈指の“ミスターゼロ”だ。関西学生野球で通算20勝3敗。昨秋から72イニング連続自責点ゼロを記録した。今年5月に腰の骨挫傷が判明し、6月の侍ジャパン候補合宿参加は辞退。秋季リーグは中継ぎ登板に専念したが、持ち味の制球力を発揮した。今春は4戦連続四死球ゼロのほか、春・秋のリーグ戦を通して防御率は0・00をマークした。
中日の印象を聞かれると「ファンが熱い。同い年の高橋宏斗投手を筆頭に力強い投手陣がいる印象。どうしたらそんなに速い球を投げられるのか聞きたい」とフレッシュな笑みを浮かべた。
一問一答は以下の通り。
-4球団から指名
「率直にとてもうれしい気持ちです」
-最初に名前が呼ばれたときはどんな気持ち
「ほっとした気持ちが強かったです」
-抽選の間はどんな気持ち
「本当にドキドキしていました」
-中日の印象
「ファンがとても熱くて、同じ年で高橋宏斗投手を筆頭に、本当に力強い投手がとても印象的です」
-中日の選手で話してみたい選手は
「やっぱり同級生の高橋宏斗選手は、本当に世界一にも貢献されているので、いろいろお話してみたい」
-現時点でどんな話をしてみたいか
「どうしたらそんなに速い球を投げれるのかを聞いてみたい」
-過去にそのような話は
「ないです」
-対戦したい打者は
「やっぱり侍ジャパンを経験したので、その時に同じチームメートだったセ・リーグの方々を中心に対戦したいと思っています」
-打者のイメージは
「本当にレベルが高くて、どれだけ早いストレートや変化球に対しても対応してくる。テレビを見ている中なんですけど、そう思っています」
-これからどういう勝負をしていきたいか
「自分の持ち味を出して、自分の武器はストレートとコントロールなど。そういった武器をしっかりと出して勝負していきたいと思っています」
-目標にしていた選手は
「今永選手です」
-どんなところ
「投球スタイルであったりとかストレートでしっかり空振りがとれるのが魅力だと思うので。自分もそういうストレート投げたいなっていう風にとてもいつも参考にさせてもらってます」
-感謝の気持ちを伝えたい人
「もちろん今まで育ててきてもらった両親にはとても感謝したいと思っています」
-どんな言葉を
「1度夢はかなえたので、そこからしっかり活躍するっていうところがこれからの恩返しだと思うので。いったん学生野球の間しっかり育ててもらって本当にありがとうっていうふうに伝えたいです」
-前日に家族と話は
「いや全員ちょっとソワソワしてたのでそんな話は。普段通りやってました」
-チームメートとはどんな話を
「どこの球団に行くかなっていうふうにギリギリまで話してました」
-具体的な球団名は
「いや、特には出てないです」
-試合では72イニング連続無失点だがプロではどんな投球をしたい
「もちろんやっぱり0にこだわってっていうところはあるんですけど、しっかり勝てる投手って目標を立てて少しでもドラゴンズさんの勝利に貢献できるように頑張りたいと思っています」
-プロで勝つためには現時点ではどんなことが必要
「やっぱりまだまだ体が弱いので、しっかりと強くするっていうところと、変化球であったりとか、もっと精度が上がる部分もあると思うので、そういった部分をしっかりと伸ばしていって、勝てる投手になりたいと思います」
-具体的にあればでいいが、体のどの部分、特に強化したい
「やっぱり最後のシーズンもけがをしてしまったので、そういったプロ野球になるとシーズンもとても長いので、そういった長い間でもしっかりとけがをしないようにしっかり投げるっていうところを。体力をつけていきたいと思います」
-変化球という話もあったが、変化球、今ある球種の中でプロで試してみたい、勝負してみたいことはあるか
「やっぱり自信があるのがスプリットなので、スプリットをどれだけ通用するかというのも試してみたいと思ってますし、他の球種もしっかりと練習してもっと精度を上げていきたいと思っています」
-大学4年間の生活、いろいろ学んだことあると思うが、印象に残ってることは
「野球はもちろんなんですけど、野球以外の面でもしっかりと成長することができたので、そこがやっぱり大学4年間とても成長したと思います」
-プロ入りまでに自分を高めたいところは何か
「もちろんやっぱり体を強くするっていうところがまずこの期間しっかりとするっていうふうに決めてるので、期間は少ないですけどしっかりと取り組みたいと思います」
-プロ野球選手としての目標
「もちろん最終的には日本を代表するような投手になりたいっていう目標は、侍ジャパンを経験してたら改めて本当に強く思ったので、少しでも近づけるように頑張りたいというふうに思います」