左から大谷翔平、ジャッジ

MLB公式サイトは23日(日本時間24日)、ドジャース-ヤンキースのワールドシリーズ(WS)にまつわるデータを紹介する特集記事を掲載した。

WSは25日(同26日)にロサンゼルスで開幕する。ともにリーグ勝率トップで、ドジャースは98勝64敗、ヤンキースは94勝68敗を記録した。両者はこれまでWSで11度対戦し、ヤンキースが8度勝利している。今季レギュラーシーズンでは6月7~9日にヤンキースタジアムで対戦し、ドジャースが2勝1敗と勝ち越した。同サイトで紹介された主なデータは以下の通り。

<1>ドジャースは大谷翔平、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンのMVPトリオを擁する一方、ヤンキースはアーロン・ジャッジ、ジアンカルロ・スタントンが過去にMVPを受賞。MVP5選手がWSに出場するのは史上最多。これまでは4人が最多だった。

<2>大谷は今季54本塁打、ジャッジは同58本塁打を記録。レギュラーシーズンで50本塁打を放った選手がWSで対戦するのは史上初。

<3>両リーグの本塁打王によるWSの対決は1956年以来、68年ぶり史上6度目。

<4>レギュラーシーズンのwRC+(得点創出力を表す指標)トップ3はジャッジ(218)、大谷(181)、ソト(180)。上位3選手がWSに出場するのは史上初。

<5>今季のバレル(本塁打になりやすい打球速度と角度)の数トップ3はジャッジ(105)、大谷(103)、ソト(91)。スタットキャストが導入された2015年以降、バレル上位3人がポストシーズンで対戦するのは初。

<6>今年の各リーグのMVPはジャッジと大谷が受賞する可能性が極めて高い。その年のMVPがWSで対決したのは、地区制となった1969年以降で7度目。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 「ドジャース-ヤンキース」50本塁打放った選手の対戦は史上初 WSをデータで特集