24年10月20日 ドジャース対メッツ 7回に登板し、力投するメッツ千賀(撮影・菅敏)

メッツのデービッド・スターンズ編成本部長が23日(日本時間24日)、今季の総括会見を行い、ポストシーズンで復帰した千賀滉大投手(31)について「通常のオフを過ごすことになる」と話した。

千賀はキャンプ中で右肩の張りが判明し、開幕から離脱。7月26日のブレーブス戦で復帰したが、6回途中で負傷降板し、左ふくらはぎの張りで再び負傷者リスト(IL)入りした。当初は今季絶望とされていたが、地区シリーズ第1戦で電撃復帰。ドジャースとのリーグ優勝決定シリーズでは第1戦に先発、第6戦にリリーフ登板し、ポストシーズンでは3試合で0勝1敗、防御率12・60だった。

スターンズ編成本部長は千賀について「通常のオフシーズンになる」と、投球制限などは設けないとコメント。「今年は千賀にとって異様な1年で、前進と停滞の繰り返しだった。だが、新しいオフシーズンを迎えることは重要であり、通常のスプリングトレーニングを行える状態に持っていくこともまた重要だ」と話した。

また、今オフにFAとなる主砲ピート・アロンソ内野手(29)については「彼は素晴らしい選手で、彼が戻ってくることを願っている。これがプロセスであることは彼も我々も理解しており、誰もがそれぞれの関心を持っている。FA市場でどのようなオファーがあるのかを見て、最終的に彼と彼の家族にとってベストな選択をする権利がある」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 メッツ編成本部長が千賀滉大に言及「通常のオフシーズンになる」投球制限など設けず