引退会見で話す巨人梶谷(撮影・宮地輝)

巨人梶谷隆幸外野手(36)が23日、都内ホテルで引退会見を行った。

20年オフにDeNAからFA移籍し、巨人では4年間プレーした。22年は左膝内側半月板縫合手術を受けるなど故障と向き合いながらの日々だった。「思い描いたようにはいかなったんですけど、本当に移籍して良かったなと心から思いますし、素晴らしい仲間に出会えて一生の財産を得たなと思っております」と振り返った。

古巣DeNAへの感謝も述べた。開星(島根)から06年高校生ドラフト3巡目で横浜(現DeNA)に入団し、14年を過ごした。

「高卒で入って、ガリガリの状態の僕だったんですけど、正直プロに入った時は、18年やって終えることは想像できなかった。たくさんのコーチだったり、監督だったり、チームメートに支えられて、いい刺激を受けて今日を迎えることができました。本当にベイスターズの方には感謝しています」

ともにDeNAで戦った筒香への思いも続けた。「彼と一緒に試合に出てきて、とにかく素晴らしい選手だなと思いながら間近で見させてもらいいました。アメリカに行って、相当な努力して、いろいろなことがあったと思いますが、自分の思いを曲げずに貫いて、やり切るまで帰らないという決断をしていたと思う。とにかく人間としてもプレーヤーとしても本当にリスペクトしています」と尊敬のまなざしを向けた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】梶谷隆幸「一生の財産」引退会見で巨人、DeNAに感謝、筒香への思いも「リスペクト」