ヤンキースのジャッジ(右)と大谷(2022年7月18日撮影)

ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)が22日(日本時間23日)、ドジャースとのワールドシリーズを前にヤンキースタジアムで会見を行い、大谷翔平投手(30)について語った。

ジャッジは今季、両リーグ最多の58本塁打を放ち本塁打王を含む2冠を達成。大谷も54本塁打でナ・リーグ本塁打王となり同じく2冠。ともにシーズンMVPの最有力候補に挙げられている。

地元ニューヨークのメディアから「ショウヘイについてついて、分かりきっていること以外に感心する点はどんなところか」問われると「分かりきっていること以外? すべてが分かりきっているよ。打率も残せるし、パワーもあるし、スピードもある。今季、50盗塁以上を記録し、やってのけたことはいやというほど語られているけれど、まだまだ十分に語られていないと思うくらいすごい。彼はとてつもないアスリート。野球界最高の選手。野球界の顔だ」と絶賛した。

ドジャース全体の印象については「完璧なチームだ。攻撃陣は打線上位にMVPが3人並ぶ。フレディ(フリーマン)は足首を痛めているのは知っているけど、ショウヘイとムーキーと彼の3人、試合開始と同時に相手をしなければならないのはタフだ。投手陣も素晴らしいし、ブルペンも補強し、完成されたチーム。スピードがあり運動能力が高く、打球をフェンスの向こうへ運べる。本当にダイナミックなチームだ」とコメント。「間違いなく面白いシリーズになるだろうね」と話した。

ワールドシリーズは米東部時間25日午後8時8分(同26日午前9時8分)、ドジャースタジアムでスタートする。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ジャッジ、大谷翔平との対決を心待ち「彼はとてつもないアスリート。野球界最高の選手」と讃える