明大・宗山塁(2024年10月20日撮影)

<プロ野球ドラフト会議>◇24日

明大の宗山塁内野手(4年=広陵)が、楽天の1位指名を受けた。

宗山は東京6大学リーグ通算116安打(24日時点)を放っている好打者で、ハイレベルな遊撃守備には「獲得した球団は10年、ショートが安泰」というプロ関係者の声もある。

右肩甲骨の骨折により、3月の侍ジャパン強化試合の出場はならず、春季リーグも別の骨折で満足いく成績を残せなかったものの、現在開催中の秋季リーグでは打率3割9分1厘、2本塁打、11打点(24日時点)とドラフト1位にふさわしい成績を残している。

明大からのドラフト指名は宗山で15年連続となった。この15年間に限ると、宗山は9人目のドラフト1位となる。

◆宗山塁(むねやま・るい)2003年(平15)2月27日生まれ、広島県三次市出身。三良坂少年野球クラブで野球を始め、中学時代は高陽スカイバンズでプレー。広陵では1年夏からベンチ入りし、甲子園に2度出場。東京6大学リーグ8位タイの通算116安打。通算10本塁打を放ち、史上12人目の100安打、2桁本塁打を達成。2、3年時に大学日本代表。175センチ、79キロ。右投げ左打ち。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ドラフト】明大・宗山塁は楽天が1位で交渉権獲得 東京6大学通算116安打の好打者