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スペインリーグのアクチュアルプレーイングタイム(試合開始から終了までの実際にプレーされた時間。アウトオブプレーやファウルなどで試合が止まり、セットプレーやスローインなどで試合が再開するまでの時間を差し引いて算出)が、日に日に短くなっていると22日、スペイン紙マルカ電子版が報じた。

スペインリーグは以前から、実際のプレー時間が欧州5大リーグ(スペイン、プレミア、セリエA、ブンデス、フランス)の中で最も短いことが指摘されてきた。先週末に開催された第10節10試合のアクチュアルプレーイングタイムの平均は53分7秒。今季ここまでの10節100試合の平均は54分41秒となっている。

そんな中、マルカ紙は第10節のビリャレアル-ヘタフェ戦のアクチュアルプレーイングタイムが、43分22秒と非常に短かったことを伝えた。一方、同節で一番長かったセルタ-レアル・マドリード戦は63分18秒だったため、その差は20分4秒となっている。

しかし、第10節でアクチュアルプレーイングタイムが50分を切った試合はビリャレアル-ヘタフェ戦だけではない。アラベス-バリャドリード戦は45分17秒、マジョルカ-ラヨ・バリェカノ戦は47分58秒、オサスナ-ベティス戦は48分44秒で、最も長かった試合と比べると15~18分ほどの開きがある。(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 スペインリーグで日々短くなるプレー時間 第10節のビリャレアルとセルタのホームゲームで20分もの開き