本田圭佑(2023年)

サッカー日本代表として3度のFIFAワールドカップ(W杯)に出場した本田圭佑(38)が22日、YouTubeの自身の公式チャンネルでライブ配信を行った。

20日に、1試合限定で再契約したブータン1部の強豪パロFCの一員としてプレー。同国の首都ティンプーで、リーグ最終戦のティンプー・シティーFC戦にフル出場。2ゴールを決め、節目のトップリーグ10カ国目の得点を記録した。

所属クラブの公式戦では約3年ぶりの得点だった。点を取ることができたことについて、「かなりホッとしています。1試合しかなかったというのは、いい緊張感を与えてくれた」と振り返った。

けがを抱えていたと明かし「(試合の)3日前くらいにシュート練習をしたら、もも裏がピリッときた。普通だったら欠場。全力でプレーできない状況だった。ボールに絡まない、“ワンタッチ・ゴーラー”に徹して、15%くらい(の状態で)プレーしていた」と説明。「年を取っているし、けがをする。だから(他の)選手は引退するんですね。敵は自分。(そんな中)今回も結果が出て良かった」と実感を込めて口にした。

今後について「ブータンでプレーすることは、今のところ考えていない。違うところでプレーして、また、優勝を争うようなチーム、そういうチームで得点の記録を更新したり、それを通じて、指導者の道に生きてくる経験を、もっと積んでいったりは、したいと思う」。トップリーグでの得点を、10から11へと更新するためのチャレンジを続ける考えを強調した。

本田はこれまで、日本でプロになりオランダ、ロシア、イタリア、メキシコ、オーストラリア、ブラジル、アゼルバイジャン、リトアニア、ブータンのトップリーグでプレーし得点を記録した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 本田圭佑がブータンでのトップリーグ10カ国目の得点を振り返る 今後「違うところでプレー」