2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で戦力外通告を受けた日本ハム福田光(中央)は清水と別れのあいさつ(右は水野)(撮影・木下大輔)

日本ハムは22日、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で江越大賀外野手(31)、黒木優太投手(30)、福田光輝内野手(26)に来季の契約を結ばないことを通達した。3選手とも今後は未定。今年6月に右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術などを受けてリハビリ中の安西叶翔投手(19)は来季の支配下契約を結ばないことを通達され、育成選手契約の打診を受けたもようだ。

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戦力外通告を受けた日本ハム福田光は明るく前を向いた。「そんな落ち込んでもないし、仕方ないかな。去年の冬、僕は1人で自主トレしたんですけど、いつ終わってもいいようにぐらいの気持ちでやっていたんで」。悔いのないように取り組んだ1年だったが、1軍では5試合の出場にとどまった。「やれることはしっかり僕の中ではできたんで、仕方ないかなと思います」と現実を受け止めた。

23年3月にロッテからトレードで加入した。昨季は24試合出場で2本塁打をマークも今季は1軍に定着できず。それでも印象に残っている試合は「今年のヒーロー(になった試合)とかじゃないですかね」。水野の右足故障に伴って緊急昇格した6月22日楽天戦で2安打2打点を挙げて勝利に貢献。2軍で親交を深めたレイエスと本拠地のお立ち台に立った試合を挙げた。今後については未定。現役を続けるかどうかは「やっぱ僕の気持ち次第じゃないですかね」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】戦力外福田光輝、現役続行は「気持ち次第」今季1軍出場5試合、勝利貢献お立ち台も