甲子園球場で笑顔を見せる阪神藤川監督(撮影・上山淳一)

阪神藤川球児監督(44)が22日、甲子園で始まった秋季練習で、現役時代と同じ背番号「22」のユニホームを着て初指導した。「選手だったり、スタッフの方々からは、この番号のほうが慣れ親しんでいるし、違う番号をつけると印象も変わってしまうのでと。こちらのほうがいいんじゃないかと、言ってもらいましたね」。20年に現役引退して以来となるタテジマのユニホームに身を包み、柔らかい表情を見せた。

練習開始前には、クラブハウスで全体ミーティングを実施。グラウンドに出た後は、コーチ陣や、才木や下村ら選手たちと言葉を交わした。打撃練習もケージ横から見守り、平田2軍監督と話し込む時間も長かった。

「平田2軍監督に関しては、立ち位置もまた変わって、新しくコーチの育成もしてもらわなきゃいけない。たくさん、今までの知見と経験を生かしてもらわなきゃいけないので、そのあたりのお願いと。僕自身のいたらなさというか、まだ監督としての動き方を見ていないので、そのあたりに気づいたら、ホットラインでいつでも連絡できるようにお願いしますと伝えました」

持ち前のコミュニケーション力を生かし、和やかなムードでスタートした。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】藤川監督が背番号「22」で始動!秋季練習で平田2軍監督や選手らとコミュニケーション