2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で戦力外通告を受けた日本ハム福田光(中央)は清水と別れのあいさつ(右は水野)(撮影・木下大輔)

日本ハムから戦力外通告を受けた福田光輝内野手(26)が明るく前を向いた。22日に2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で来季の契約を結ばないことを通達された。取材に応じた福田光は「そんな落ち込んでもないし、仕方ないかな。去年の冬、僕は1人で自主トレしたんですけど、いつ終わってもいいようにぐらいの気持ちでやっていたんで。なんか…実際(に戦力外通告を)言われたらどうかなとか僕も思っていたんですけど、意外にご飯も普通に食べられましたし、普通に夜も寝たんで。意外に普通の…普通かな。普通っていうか今のところ別にそんなネガティブでもなく、やれることはしっかり僕の中ではできたんで、仕方ないかなと思います」と話した。

23年3月に西村天裕投手(31)との交換トレードでロッテから加入し、昨季は24試合出場で2本塁打をマーク。今季は5試合出場にとどまったが、水野達稀内野手(24)が右足を負傷したことに伴って緊急昇格した6月22日楽天戦(エスコンフィールド)ではスタメン出場し、2安打2打点でチームの勝利に貢献。試合後には2軍で親交を深めたフランミル・レイエス外野手(29)と一緒にヒーローインタビューを受けた。日本ハムでの2年間で印象に残る試合は「今年のヒーロー(になった試合)とかじゃないですかね。それくらいじゃないですか」と振り返った。

今後については未定。現役を続けるかどうかは「やっぱ、僕の気持ち次第じゃないですかね」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】戦力外の福田光輝「仕方ないかな。ご飯も普通に…ネガティブでもない」今後は未定