巨人対DeNA 4回裏巨人1死一、三塁、戸郷のスクイズで生還し笑顔の坂本(撮影・浅見桂子)

巨人坂本勇人内野手(35)が再び、激走を見せた。

1点リードの4回先頭で迎えた打席。2ボールからの3球目、DeNAケイの直球を捉え左中間へ運んだ。一塁ベースを蹴って、二塁へ滑り込むと、右手を掲げて喜んだ。さらに次打者中山の左翼後方への飛球で迷わずタッチアップ。三塁手宮崎のタッチの前に右足をベースに滑らせた。足を使って好機を広げ、戸郷のセーフティースクイズで生還した。

19日の第4戦では、魂のヘッドスライディングでチームを勢いづかせた。同点の7回にヘッドスライディングを連発。岸田のセーフティースクイズで本塁生還したときは、うつぶせのまま地面をたたいて喜んだ。「ヘッドスライディングが一番速いと思って思い切って飛び込みました。もう勝つしかないと思った結果」と、プロ18年目のベテランの激走でチームを後押し。3連敗から2連勝を収め、アドバンテージ含め3勝3敗で臨んだ一戦。変わらぬ姿勢でグラウンドを駆け回り、貴重な追加点を挙げた。【水谷京裕】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】坂本勇人再び激走で追加点 二塁打から左飛タッチアップで三塁へ、戸郷のスクイズで生還