打撃練習をおこなう藤原(撮影・星夏穂)

ロッテ藤原恭大外野手(24)が秋の味覚でパワーをつける。

21日、ZOZOマリンでの秋季練習に参加し「長打が欲しいので、ウエートと、バットをたくさん振っていきたい」とオフは体作りに励む。秋の味覚で好きなのは「サンマです」と即答。骨を丈夫にするカルシウムが豊富に含まれる秋の魚を食し、体を作っていく。

今季は開幕前の3月10日のソフトバンクとのオープン戦(ZOZOマリン)で自打球が直撃し右膝膝蓋(しつがい)骨を骨折。長期離脱を余儀なくされた。6月28日のオリックス戦(ZOZOマリン)で1軍復帰を果たし、74試合に出場、打率は2割9分をマークした。「けがもあって3カ月ぐらい遅れましたけど、しっかり野球はできたので、けがしたからこそ成長できた1年」と前向きに捉えた。さらに「バッティングにしても守備にしても、この6年間で一番内容的には成長できた。そこが来年につながりますし、こうすれば活躍できるってのもわかった。来年以降もっともっとやれそうな感じはします」と自信をのぞかせた。

シーズン中に4キロ落ちた体重をキャンプインまでに戻して「今のスピードを落とさず、しっかり土台を作っていきたい」。脂の乗った藤原が来季はスタートダッシュを切る。【星夏穂】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ロッテ】藤原恭大「サンマ」で脂乗った体に「今のスピード落とさず」4キロ落ちた体重戻す