広島九里亜蓮(2024年9月25日撮影)

海外FA権を保有し熟考を続ける広島九里亜蓮投手(33)が21日、海外も含め国内移籍も視野に入れていることを明かした。

この日マツダスタジアムで鈴木清明球団本部長(70)と2度目の交渉に臨んだ。その後取材に応じ「(年齢的に)最後のチャンスだと思うので、海外に限らず国内(移籍、残留)も含めてしっかり考えていきたいです」と悩める胸の内を明かした。

17年から8年連続で100イニング以上を投げ続け、先発ローテーションとしての計算が立つ貴重な存在。残留ももちろん選択肢に入っているが、尽きることのない挑戦心と家族の存在とのバランスの中で気持ちが揺れ動いているとみられる。球界屈指のタフネス右腕の動向から目が離せない。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【広島】海外FA権保有の九里亜蓮「最後のチャンス」国内移籍も視野に熟考継続 残留も選択肢