みやざきフェニックス・リーグから名古屋に戻った中日井上新監督

中日井上一樹新監督(53)が21日、去就が注目される守護神ライデル・マルティネス投手(28)と今月中に「ディナー会談」に臨むことを明かした。フェニックスリーグから同日に帰名。今季で3年契約が終了する守護神と「1回、ご飯を食べながら話しようかと決めてある」と話した。

マルティネスは2年ぶり2度目のセーブ王を獲得したばかり。金銭面などの契約詳細は球団に一任するが、通算166セーブの絶対守護神引き留めに持ち前のコミュ力を駆使して、会食の席で熱意を伝えるつもりだ。「ニューマネージャーはどういう気持ちでいるのかとかいうのを(伝えたい)。必要性だったり、熱意を言わなかったら、すごい悔いも残る。こういうような気持ちで、こうだからねっていうようなことを、気持ちを伝える。それは俺の仕事だ」。

野球情報サイト「ベイスボルFR」で9日にマルティネスの中日残留はないと予想され、複数球団と交渉し、すでに年俸800万~1000万ドル(約11億6000万円~約14億5000万円)を提示されていると報じられた。井上監督は10日の正式就任直後にも、直接対話への熱意を見せていた。ディナーは24日のドラフト会議終了後になる見込みだ。【伊東大介】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【中日】井上新監督「熱意伝えるのは俺の仕事だ」去就注目の守護神マルティネスとディナー会談へ